夏の終わりに読む本~「真夏の航海」「悲しみよこんにちは」

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どちらも著者の処女作であり、17歳の少女が主人公です。舞台はニューヨークとフランスだけど、どちらも真夏。すごく共通点がありますよね。トルーマン・カポーティとフランソワーズ・サガンは11歳差で、一緒に旅行に行くなどの交流もあったようです。薬物、アルコールに溺れた点でも同じですね。

よって作品にも似たような雰囲気を感じることができます。

17歳の不安定で繊細で残酷な気性をもつ少女のひと夏の経験が書かれています。

私にも17歳の頃があったけど、こんな無茶はしなかったなぁ、なんてぼんやり読んでいると、とんでもない展開になってきて、あわあわしているうちに読み終わってしまいます。「真夏の航海」では暑くて退廃的なニューヨークの雰囲気が味わえるし、「悲しみよこんにちは」では南仏の海辺の別荘で、眩しい光、オレンジの香りとコーヒーといったおしゃれな空気を楽しめます。

暑さ控えめになってきた今頃、気持ちよく読むことができます。




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