不倫だの中絶だの宗教団体だの・・・

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『八日目の蝉』角田光代

先ほど読了しました。

東京、名古屋、小豆島。希和子が誘拐した子を連れて逃亡していきます。

不倫相手の子供を誘拐するなんて、理解しがたい…

心が弱っていると人間、こんな選択をしてしまうのでしょうか。

主人公に全く感情移入できないのに最後まで一気に読んでしまいました。

 

暗いテーマを扱っているにもかかわらず、全体を通して重い感じはなく、女だけのホームでの生活や小豆島での島の人たちとの交流など、心温まる雰囲気すらあります。

それは主人公の誘拐犯だけでなく、誘拐された子供の薫がいたから。

後半は大学生になった薫こと恵理奈にスポットが当たります。

恵理奈もまたあまり幸せそうな人生を送っていないのですが、最後は複雑ながらも一応ハッピーエンドなのかな。

主要な登場人物、みんな、同情もできないし、なんでそんなに男に執着するのか、腹が立ってくるほどですが、そうゆうのも人間たる故かなんて、何様だ的な目線で読みました。

読後に嫌悪感がないのが不思議な作品です。

とりあえず、小豆島の中でよく出てきた素麺が食べたい。

近所のイオンで買ってこよ。





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