本を爆買い。

最近本をやたら買ってます。

これからどう生きようかと、人生の節目に立っている時ほど本にすがってしまいます。

集めた中に新しく好きになった作家さんがいます。

佐野洋子さん。

飾らない、ほんとに飾らない。

絶対にインスタ映えなど気にしない人。

それで好奇心が半端なく強い。

噂のピンクハウス双子バアサン(レース、フリルの傘にフリフリなエプロンドレス)を見かければ蕎麦屋までついていって、しかも相席に座り、喜々と観察する。

料理番組でオレンジジュースとサンマを一緒に炊き込むご飯を見て気持ち悪いと言いつつ、どれだけ気持ち悪いか食べてやると自分で作りだす。

その豪快さや飾らないそのまんまな佐野さんのエッセイを読んでいると自分の見栄っ張りさがなんとも恥ずかしくなってきます。

かっこつけてるつもりの自分が何とも器の小さい人間に感じて、おしゃれぶって買ったテーブルクロスやお皿やカーテンをひっぺ替えしたくなります。

しませんが。

でも佐野さんくらい正直に、気の向くまま、好奇心に動かされるまま、暮らしてみたらどんだけ楽かと思いました。

まだまだ見栄の断捨離は道半ばです。




不倫だの中絶だの宗教団体だの・・・


『八日目の蝉』角田光代

先ほど読了しました。

東京、名古屋、小豆島。希和子が誘拐した子を連れて逃亡していきます。

不倫相手の子供を誘拐するなんて、理解しがたい…

心が弱っていると人間、こんな選択をしてしまうのでしょうか。

主人公に全く感情移入できないのに最後まで一気に読んでしまいました。

 

暗いテーマを扱っているにもかかわらず、全体を通して重い感じはなく、女だけのホームでの生活や小豆島での島の人たちとの交流など、心温まる雰囲気すらあります。

それは主人公の誘拐犯だけでなく、誘拐された子供の薫がいたから。

後半は大学生になった薫こと恵理奈にスポットが当たります。

恵理奈もまたあまり幸せそうな人生を送っていないのですが、最後は複雑ながらも一応ハッピーエンドなのかな。

主要な登場人物、みんな、同情もできないし、なんでそんなに男に執着するのか、腹が立ってくるほどですが、そうゆうのも人間たる故かなんて、何様だ的な目線で読みました。

読後に嫌悪感がないのが不思議な作品です。

とりあえず、小豆島の中でよく出てきた素麺が食べたい。

近所のイオンで買ってこよ。





実家に帰ったなら。まず。

地元にいる姉に会いたいなぁって。なんとなく思い立ったので行ってきました。

地元までは高速飛ばしたら2時間かからないくらいなのでふらっとその日に行けちゃうんです。

姉家族の家と、母のいる実家と、祖母の家は同じ市内です。

いや、同じ町内です。

そんな近くに3家族住んでるのって、田舎あるあるなのかな。

クリスマスカードとか、年賀状とか、なにか送るとき「めんどくさ」って思っちゃう。

なんで同じ町内に3通送らなきゃならんのだ(笑)

そんなわけで、姉に会いに行くということはもれなく母と祖母も巻き込む形になるわけで、ふらっと行くだけの気持ちだったのに案外大事になってしまいました。

せっかく実家にも寄ったので私の本棚も覗いていくことに。

引っ越すたびに本を運ぶのが大変なので捨てられない本は実家に置いてあります。

今回、もう一度読んでみたいと思った本を数冊持ち帰ってきました。

恩田陸の『ライオンハート』は大好きな本。

読み返しすぎて表紙がボロボロですね。

最後に読んでからずいぶん経ったので再読してどういう風に感じるか。

またこれも楽しみです。




日課について考えた

最近のお気に入りの本です。

小説家、画家、詩人、、いろんな人たちの日課をひたすら列挙しただけの本。

が、面白いんです。

ひとりひとりは1,2ページで書かれているのでちょっとした時間に読むのにちょうどいい。

私は全員のを読み終わったけど、寝る前に適当なページを開いて一人か二人分読んでます。

それが日課(笑)

とびぬけて変な日課の人はいなくて、散歩好きな人が多い。

午前中に仕事をして、お昼ご飯を食べてから散歩する人や、夕方に散歩する人。

私の父も散歩が好きな人でした。

小さい頃は姉と私も父に連いてよく河原沿いを散歩しました。

楽しいとは思ってなかったけど暇つぶしとか、一人で置いて行かれるのが嫌だからとかそんな理由で行ってましたね。

大人になってから散歩したいなぁって気持ちに初めてなって、一人でぷらぷら歩くのは気恥ずかしかったから(その頃地元の田舎に住んでいたのですれ違う人みんな顔見知りという環境)犬を飼いました。

犬を飼うのは初めてのくせに、小型犬なのに運動量は大型犬並みに必要というジャックラッセルテリアを飼って、朝晩散歩に行くのが必須になりました。

それから4年、毎日朝晩2回、散歩してます。

散歩していいなと思うのは、その時の季節を満喫できること。

毎日同じということはなくてだんだん季節がうつろいで行くのを肌で感じれます。

桜も紅葉も今日が一番だという日に向けてあともうちょっとだなぁと毎日観察し、その日が来たら存分に満喫します。

そのあとは散る様を見届けて、次の季節が来るまでまた観察の日々。

そんな、ただただ自然を見るだけの時間が贅沢だなって思います。

地元の船着き場で。ジャックラッセルテリアのアンナ。

 

 



【朝活】モーニングノートの効果

「ずっとやりたかっとことを、やりなさい」ジュリア・キャメロン

 

この本に載っているモーニングノートを3日前から始めました。

朝起きて、まっすぐノートに向かい3ページ分、思いついたことを書いていきます。

日記よりももっと適当な。「さむい。おなかすいたなぁ。昨日の映画は面白かった。主人公の名前なんだっけ。」みたいな。

私の場合、愚痴から始まって食べ物のことだったり今日することだったり。昨日見た夢も書いてます。

とにかく何でも頭に浮かんだことを書きます。

3ページ書いたらおしまい。

ぱたんとノートを閉じて朝ご飯の用意をします。

何の意味があるのかわからないような行為ですが、驚くべき効果があって気に入ってやってます。

それは起きた瞬間「今日はなんか調子悪いなぁ。なにもしたくない」っていう日。それをノートにグチグチ書き出していくと、3ページも愚痴れなくて途中から他の事について書いています。3ページ書き終わるともう愚痴は頭に浮かんでこないのです。

さっき散々ノートに向かって吐き出してしまったのでそれ以上は残ってませんでした。

その後はさっさとやるべき事をするために動けました。

今まで、そうゆうだるいと思った日は腰が重くてだらだらとやる事を先延ばしにしがちだったのが、モーニングノートを書いた日は朝ご飯を食べ終わった後すぐに行動できたのが嬉しくて。

これはいいことを知ったとばかりに気を良くして今日で3日間、朝はノートに向かっています。

ちゃんとした内容を書こうとしなくてもいいので日記は続かない私でも楽に書けます。




「ココ・シャネルの言葉」CHANELから女を学ぶ。

今日本屋さんで買って一気読みした本です。

シャネルの生き方はまさにこれから私がしたいと思っていたことを明確化してくれました。

シャネルが亡くなった時、クローゼットにはシャネルスーツが2着だけかかっていたそうです。

あれだけたくさんの服をデザインした人が着ていたのは2着のみ。

それだけシャネルスーツには彼女自身が反映されていたということですよね。

その2着があればよかったのですから。

そうゆうスタイルを私も確立したいです。

これを毎日着ていたいという服を見つけること。

 

大人可愛いスタイルだの○○風だの、いろんなテイストを着るのがおしゃれだと思っていた時もありました。その日その日で服のテイストを変えて楽しむ。

それも一つの服の楽しみ方だとは思いますが、人に印象を残すことはできません。

会う度に違った雰囲気では、結局この人ってどういう人なんだろうってなりますよね。

ある意味、ミステリアスという印象付けにはなるかもしれませんが(笑)

いつも同じような服を着ていると、あの人はあれが好きなんだと思ってもらえます。

 

私、ずっと”芯がない”って言われていたんです。

大抵のことは受け入れてしまうというか、なされるがままというか。

どこでも住めるし生きていける。自分では臨機応変でいいじゃんくらいに思ってたんですが、要は無個性なんですよね。

 

シンプルで機能的で女性らしい服を着て、強烈な個性を持つ人間になりたい。

はっとするアクセサリー選びや、気の利いた面白い会話が出来る女性になりたいです。

できるだけたくさんの本を読んで、毎日やらなきゃいけないことはちゃんとその日にやって、やりたいと思ったらすぐ行動に移す。

人に影響されやすいので人の意見はあまり聞かず(こら(・ω・)ノ)、我が道を歩いていこうと思います。

 

 



こたつで読む今日の本と猫ズ

90歳現役のパーソナルショッパー。

ウディ・アレンの作品や「セックスアンドザシティ」でスタイリストとして関わっていた経験も。

裕福な家庭で育って富豪と結婚するも破綻、自殺未遂、病、など波乱万丈の人生を歩んできてる方の本は説得力と生命力を感じます。

こんな風に強く生きる女性は大好きです。

私もがんばるぞぉってひとりこたつの中で猫たちを抱きながらやる気スイッチ入りました✨

人がこたつにいると大体ひざに無理やり乗っかってくる猫ズ。

重いのよね。。

こたつ布団はニトリで買いました。モノクロの北欧っぽい柄で意外とどんな部屋でも合う。

 




 

ノーベル文学賞受賞の人~カズオ イシグロを読む

本屋さんでようやく、カズオイシグロの本が買えるようになったので私も買ってみました。音楽物の話が好きなので「充たされざる者」を選びました。

まだ読み始めて冒頭部分ですが、いきなりカズオワールドに引っ張り込まれます。

えーなになに・・?どうゆうこと?

なんの説明もなくパラレルワールドが存在するのか主人公の頭がおかしいのか?という展開に。びっくりして一旦本を置いてブログを書き始めちゃいました、私。

私にとってカズオイシグロの本はこれが第一号で、「私を離さないで」を映画で見ただけなのでこれが彼のいつもの作風なのかは知らないのですが、結構好きな雰囲気です。

「充たされざる者」は文庫本(早川書房)で結構分厚くて、長く楽しめるのでこれからどうなるのか、わくわくです☺

 

 

今日のお昼寝コビー。




ニートがハマる作家、ポール・オースター

気がつけばこんなにポール・オースターの本が集まっていました。

どの作家さんを好きになるかって、その作家が書く主人公にどれだけ共感できるかどうかで決まるんだなって、今更ながら気づきました。

10代の恋愛依存期には江國香織に見事にはまり、20代の社会人、社会不適合者か?疑惑期には村上春樹にはまり、無職の今はポール・オースターにどっぷり。

主人公に共感し、応援することで自分も励まされ、「私みたいな人もいるのね」という安堵感も得られるので本は有り難いものです。

ポール・オースターの好きな作品は「ガラスの街」と「幽霊たち」です。どちらも探偵が依頼されてある人物を見張っているうちに、世界がよく分からなくなっていくような、不思議な展開になります。社会から断裂された主人公の頭の中が自分とシンクロして物語にどんどんはまってしまいました。

ポール・オースターの作品は毎回その独特な展開に驚かされます。

 

 




夏の終わりに読む本~「真夏の航海」「悲しみよこんにちは」

どちらも著者の処女作であり、17歳の少女が主人公です。舞台はニューヨークとフランスだけど、どちらも真夏。すごく共通点がありますよね。トルーマン・カポーティとフランソワーズ・サガンは11歳差で、一緒に旅行に行くなどの交流もあったようです。薬物、アルコールに溺れた点でも同じですね。

よって作品にも似たような雰囲気を感じることができます。

17歳の不安定で繊細で残酷な気性をもつ少女のひと夏の経験が書かれています。

私にも17歳の頃があったけど、こんな無茶はしなかったなぁ、なんてぼんやり読んでいると、とんでもない展開になってきて、あわあわしているうちに読み終わってしまいます。「真夏の航海」では暑くて退廃的なニューヨークの雰囲気が味わえるし、「悲しみよこんにちは」では南仏の海辺の別荘で、眩しい光、オレンジの香りとコーヒーといったおしゃれな空気を楽しめます。

暑さ控えめになってきた今頃、気持ちよく読むことができます。