ノーベル文学賞受賞の人~カズオ イシグロを読む

本屋さんでようやく、カズオイシグロの本が買えるようになったので私も買ってみました。音楽物の話が好きなので「充たされざる者」を選びました。

まだ読み始めて冒頭部分ですが、いきなりカズオワールドに引っ張り込まれます。

えーなになに・・?どうゆうこと?

なんの説明もなくパラレルワールドが存在するのか主人公の頭がおかしいのか?という展開に。びっくりして一旦本を置いてブログを書き始めちゃいました、私。

私にとってカズオイシグロの本はこれが第一号で、「私を離さないで」を映画で見ただけなのでこれが彼のいつもの作風なのかは知らないのですが、結構好きな雰囲気です。

「充たされざる者」は文庫本(早川書房)で結構分厚くて、長く楽しめるのでこれからどうなるのか、わくわくです☺

 

 

今日のお昼寝コビー。




夏の終わりに読む本~「真夏の航海」「悲しみよこんにちは」

どちらも著者の処女作であり、17歳の少女が主人公です。舞台はニューヨークとフランスだけど、どちらも真夏。すごく共通点がありますよね。トルーマン・カポーティとフランソワーズ・サガンは11歳差で、一緒に旅行に行くなどの交流もあったようです。薬物、アルコールに溺れた点でも同じですね。

よって作品にも似たような雰囲気を感じることができます。

17歳の不安定で繊細で残酷な気性をもつ少女のひと夏の経験が書かれています。

私にも17歳の頃があったけど、こんな無茶はしなかったなぁ、なんてぼんやり読んでいると、とんでもない展開になってきて、あわあわしているうちに読み終わってしまいます。「真夏の航海」では暑くて退廃的なニューヨークの雰囲気が味わえるし、「悲しみよこんにちは」では南仏の海辺の別荘で、眩しい光、オレンジの香りとコーヒーといったおしゃれな空気を楽しめます。

暑さ控えめになってきた今頃、気持ちよく読むことができます。